【変更有】看板に偽りありまくりの名店発見!俺の飯を食え系創作中華/竜一@御徒町

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竜一・骨付き鶏モモ肉ラーメン

[aside type=”warning”]2016.7末で中の人が変わり、メニューも変わって営業しているようです。記事の概要は、現在の店舗とは異なります [/aside]

今回は、リクエストのお店を紹介しちゃいます!

先日「たけ丸に行って欲しいお店があったらリクエストください」と募集を開始したところ、本当に来ちゃいましたよ!!(祝)

日ごろ、読者の皆さまからコメント等を滅多にいただくことがないので、もう嬉しくて嬉しくて!!
(もしかしたら、誰もこのブログを読んでいないんじゃないかと思っていましたから、、、)

そんなわけで今回は、Nさんからリクエストをいただきました、御徒町駅から徒歩5~6分の場所にある中華料理店竜一さんに行ってきました!

竜一・外観

(▲ぶっちゃけ看板だけ見ると全く入る気がしない雰囲気。しかし中に入ると・・・・!)

ちなみにNさんのお便りはこんな感じです。

会社の近所に、竜ーというラーメン屋の体で実は本格中華料理屋が出来ました。
<中略>
定食と麺類併せて8種類位あるのですが、どれも絶品。
しかも、他の中華料理屋には無いメニューばかりです。

実際はものすごく丁寧な長文でいただきましたが、忙しい読者さんのために容赦なくカットするたけ丸。
Nさん、情報をお寄せくださいまして、ありがとうございます!!

要するに、Nさんはこの「竜一」さんの熱烈なファンで、応援したい気持ちでたけ丸にリクエストをくださったようです。
場所のせいかこの看板のせいか、このお店はオープンから2年以上経つのに食べログにも載ってないという超穴場店です(2016年5月現在)。

熱烈なファンがいるお店は美味しいに決まってるじゃありませんか!

そんなわけで、行ってみましたよー!!

目次

お店の外と中のギャップに驚く!!

上の写真を見ておわかりの通り、外観はなんというか、小汚い「街のラーメン屋」なイメージです。
きっと店内の床やカウンターはアブラまみれで、、、薄いスープのとんこつラーメンが出てくるのでは、、、?

Nさんには悪いですけど、スイーツ女子のたけ丸はこの時点で少しだけ入るのに抵抗感が・・・。

しかし! ここは思い切って中に入ってみてビックリ!
その外観からは決して想像できぬほどに、店内は隅々までピカピカに磨き上げられておりました

こぢんまりしたスペースには、木のテーブル席(テーブル×2)とカウンター席(×3)があります。
天井は低く、周囲は白い壁で、なんだか渋谷や六本木にある隠れ家居酒屋的な雰囲気すらします。

そして、店員さんは中国人らしき店主さんがお一人だけ。
それも俳優の田中泯さんを若くした感じの、スラッとした渋くてカッコイイ系のおじさまですよ。

この雰囲気、、、もしかしてこのお店は美味しいものを食べさせてくれるんじゃないのー???
テンションが上がりまくったたけ丸デス!!

竜一さんのメニュー(しょっちゅう変わるようですが)

このお店には、看板に書いてある「とんこつラーメン」と「餃子」はありません!!
ここまで堂々と嘘こきまくりのお店も(笑)、世の中にはなかなかないでしょう。
なので、胃袋をとんこつラーメン気分にして行くと、確実に無駄足になります。

必ず外に貼ってあるメニューを見て、どんなものがあるのか確認してから入るようにしましょう。

竜一・メニュー

(▲店主の手書きメニュー。主に麺類とご飯もの定食ですが、フツーっぽいものがありません。)

竜一さんのメニューは以下のとおりです。

[aside type=”normal”]
【ラーメン】

・Aセット:骨付き鶏モモ肉ラーメン、炒飯 750円
(*ラーメンは塩、醤油、麻辛、台湾風から選ぶ)

・Bセット:骨付き鶏モモ肉冷しそうめん、炒飯 750円

・辛口そぼろラーメン 600円
・鶏肉スープラーメン 600円
・豚足のやわかい煮ラーメン 600円
・冷し担担麺 くらげ入り 700円

・100円でミニ炒飯がつきます

【定食】

・豚足の白菜春雨炒め煮 750円

・鯛の麻婆風味炖 750円

・チンキシカン回鍋肉 750円
(*チンキシカンとは、羊肉だそうです)

【その他】

・蒸し鶏涼拌麺 750円
・五目精進冷し中華 800円
・冷し大ワンタン麺 750円

☆大盛りは無料だそうです[/aside]

種類は決して多くなく、主に鶏系の料理のようですが、
名前だけでは一体どんな味なのか、よくわからないメニューばかり、、、

迷っていると店主の竜一さん(?)が、ややカタコトの日本語で話しかけてくれました。

「今は鶏がメインだけど、次は牛でいくヨ。で、次は豚ネ」
「ウチは常連さんが多いからお客さんも飽きちゃうし、作ってる方も飽きちゃうかラ!

どうやらここはラーメン屋ではなく、店主の創作中華料理を食べさせるお店のようです。

なんだか、シェフの気まぐれ料理が出てくる意識高い系フレンチ店のような贅沢感です!
中華だけど。

Aセット

今回はメニュー1番上の「Aセット:骨付き鶏モモ肉ラーメン、炒飯」を注文。

ラーメンのお味は塩、醤油、麻辛、台湾風から選べるのですが、ここは珍しい「台湾風」をチョイス。注文して5〜6分で運ばれてきましたよー♪

竜一・Aセット

(▲Aセットの骨付き鶏モモ肉ラーメン&炒飯)

なんですカ、このスープの色は!!! 

茶色で濃厚そうな感じ、、、でも味噌ラーメンの茶色とは違います。
これが台湾風っていうやつデスカ!?

そして、骨付き鶏モモ肉、モモがまるごとのっかってて、ビックリ!!
クリスマスの時のあの大きさのやつが、まるごとデスヨ!

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竜一・台湾風ラーメンのスープ

(▲変わった色のスープ)

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竜一・鶏モモ肉

(▲モモが丸ごときちゃったよ!)

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では、まずはスープをひとくち・・・ズズッ

うわっ、独特の風味!

醤油ベース? 味噌ではないし、、、担々スープのそれとも違います。
かなりクセのあるお味ですが、濃厚でコク深く、

いややや、これ、イケるんじゃない〜〜!?

いろんなものが溶け込んだ、いわゆる薬膳スープっぽいお味と言ったらいいかもしれません。

身体にも良さそうな気がします

そして麺をツルツルツル〜〜〜〜。

竜一・ラーメン麺

(▲ちょうどよい歯ごたえの中華麺です)

黄色くて縮れた、オーソドックスな中華麺ですが、適度にコシがあって、スープともよく絡みます。

日本のラーメンにはあまりない風味なので好みが分かれるかもしれませんが、ハマる方はめちゃくちゃハマりそうな本格的な味わいです!!

さらに骨付き鶏モモ肉をいただきます!

竜一・鶏のモモ

(▲食べごたえのある鶏のモモ)

サクッ!!

表面がカラっと揚がっていて、中はジューシーです。
骨もいい感じに揚がっているので、そのままたくましくバリバリ食べられちゃいます!
(骨を避けるための小皿も供されますので、歯が弱い方はそちらへ)

ナンプラーなどのあっち系の風味が大好きなたけ丸は、かなりハマった台湾風スープ。
こうなると、塩味や醤油味が一体どうなっているのかも気になるところです。

そしてミニサイズの炒飯です。レンゲにすくっていただきます。

ハグッ!

竜一・炒飯

(▲Aセットについてたミニ炒飯。ふんわり卵の優しいお味です)

おほほほ!
ふんわりとした優しい味です。でもこれ単体で食べると塩気がもの足りないかなぁ、という味付けです。

竜一さん曰く、
「炒飯は卵の味を活かした普通のだヨ。メインのが特徴ある味だかラ、炒飯は舌を休めるためにネ」

なるほどー。そんな気遣いが。
確かに、鶏モモをオカズにして食べたり、スープと一緒に食べてみると、その塩梅の加減の良さがわかります。

なお、超穴場店だけに、店内にはお客さんがたけ丸とフレの2人しかおらず、
聞いてもいないのに、竜一さんがいちいち解説してくれたのも何とも贅沢です。

蒸し鶏涼拌麺

これは、フレが頼んだ「蒸し鶏涼拌麺」です。読み方がワカンナイヨ
竜一さんいわく、「涼麺フェアを始めたばかりヨ」だそうでして。

レギュラーメニューがない店が、フェアを称して意味があるのか??

というツッコミはさておき(笑)、

「辛いもの好キ? じゃこれネ」
とオススメいただいたものです。

竜一・蒸し鶏涼拌麺

(▲冷やし中華・・・ではない。和え麺? きゅうりたっぷりで豪快な蒸し鶏涼拌麺)

炒めた中華麺の和え麺です。
冷やし中華でもないし、油そばというのとも違います。

竜一さんの説明に従い、天地返しのようによく混ぜてから、たっぷりと口に運びます。

竜一・蒸し鶏涼拌麺

(▲蒸し鶏涼拌麺です)

以下はフレの感想です。(たけ丸は辛いものが苦手なため)

「麺は香味油のようなもので和えてあるのかなー。」
「蒸し鶏がジューシーで口で溶けるほどやわらか~い!!」

「ニンニクとゴマを炒めたものなのか、よくわからない何かがまぶしてあるけど、これが旨味を増してる感じ?」
「青唐辛子の風味がめちゃ辛いけど、きゅうりの爽やかさで辛さが和らいで箸がススムススム!」

「なんだろう・・・こういうの食べたことないよ!(完食)

だそうです。

竜一・蒸し鶏

(▲柔らか〜〜い蒸し鶏ちゃんです)

食べおわってみて〜たけ丸雑感〜

ごく稀だとは思いますが、「メニューの何を注文しても美味しいお店」というのがあります。
もしかしたら「竜一」さんもそういうタイプのお店なのかもしれません。

看板が、まるで寂れて潰れかけたラーメン店みたいな感じですが、中に入ってみますと受ける印象がまったく違い、そのギャップも魅力に感じました。

これがギャップ萌えってやつかしら??

さて、たけ丸は今回「竜一」さんに伺って、不思議な既視感を覚えました。。。

こぢんまりしたお店で、スリムでかっこいいおじさまがオリジナティ溢れるお料理に腕を振るってくださって、熱烈なファンもいらっしゃるようなこの感じ・・・。

ああああー!

ブラウニーさんだわ。この感じ、、、

秋葉原で長年、名店として君臨し、みなさまもよくご存知の洋食のブラウニーさん。
あそこの中華版みたいに、たけ丸は思いましたよ!
(たけ丸個人の感想です。ブラウニーさんのご主人やファンの方は怒らないでね)

「竜一」さんはまだまだ穴場店ですし、
このままだと永遠に穴場のままになっちゃいそうなので、

この記事を読んで気になった方は、ぜひ一度お試しあれ
(ちょっぴり辺鄙な場所ダケド・・・)

次回は、ご飯ものも試してみます!
ごちそうさまでした!

(*リクエストは随時受付中です。詳細は、「たけ丸プロフィール」を御覧ください)

お店の情報

たけ丸的レビュー(★4つ満点の8段階評価)

おいしさ: (本場のお味を好む方にオススメ!)

ボリューム:

コスパ:

罪悪感:(今回は麺類+炒飯だったので)

ATフィールド:(パッと見は潰れたラーメン店っぽいので注意)

リピート度:

お飲みものは?:聞かれません

たけ丸オススメ度:

*レビューの見方はコチラです

基本情報

店  名:竜一
住  所:東京都台東区台東3-5-2
電話番号:不明
営業時間:【ランチ】11:00~14:40 【ディナー】18:00~21:00 *土日祝日はランチ営業のみ
定 休 日  :不定休
席       数 :11(カウンター×3、テーブル4人掛×2)

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この記事を書いた人

アキバ在住の食べ盛りOLです。
お休みの日のランチは、秋葉原を中心に、
自転車であちこち食べ歩いてます

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